グリーンイノベーション研究所

気候危機・対策技術研究拠点

カーボンニュートラル実現に向けた技術開発

所長 加藤善大(工学部 環境応用化学科 教授)

現在、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする目標を掲げている。この目標を達成するため、NEDOやJAXAに代表される国立の研究開発機関ではグリーンイノベーションを推進する革新的技術開発を支援している。本学でも、学内外の環境研究機関と連携をとりつつ下記のようなさまざまな技術的取り組みが行われており、これらを有機的に結びつけたのがグリーンイノベーション研究所である。学科の枠を超えたグリーン研究発信の場となり、これらの技術を連結させたプロジェクトの実現を目指す。

  • 2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
キーワード
CO2リサイクル、水素、環境計測、ライダー、エネルギーマネジメント、カーボンオフセット、植生工、UAV空撮、PIV解析
グリーンイノベーション研究所

研究内容

A. エネルギー関連産業
(次世代再生可能エネルギー)
  • グローバル二酸化炭素リサイクル実現のためのアルカリ電解用電極材料の開発
B. 輸送製造関連産業
(自動車・蓄電池産業)
  • スマートグリッドにおける車載用リチウムイオン蓄電池のユニバーサル利用技術の開発
  • 多層グラフェンを用いたリチウムイオン二次電池の開発
(物流・人流・土木インフラ産業)
  • 生態系を活用した河川管理手法に関する研究
(食料・農林水産業)
  • 製塩の採かん工程における海水電解用酸素発生電極を用いたイオン交換膜法の開発
C. 地球環境観測関連
(気象観測分野)
  • 風向風速の空間分布観測のためのライダー送信機の開発
「グローバル二酸化炭素リサイクル」の図 「グローバル二酸化炭素リサイクル」の図
ドップラーライダーによる風観測 ドップラーライダーによる風観測
ライダー送信機用レーザーの研究開発 ライダー送信機用レーザーの研究開発
車載用蓄電池のリユースによる実験住宅でのエネルギーマネジメントシステム(下位) 車載用蓄電池のリユースによる実験住宅でのエネルギーマネジメントシステム(下位)
多層グラフェンを応用したリチウムイオン二次電池(下位) 多層グラフェンを応用したリチウムイオン二次電池(下位)
河川表面流のPIV解析結果一例 河川表面流のPIV解析結果一例

令和3年度の研究(または活動)内容

リユース蓄電池の充放電寿命簡易評価法の開発
廃蓄電池パックからモジュール(HONDA Fitより抜粋;図1参照を抽出しインピーダンスを測定した(装置Model 1260A(測定協力:東洋システム株式会社))。
パックより抽出したモジュール(図1)の出力を充放電で任意に制御し、その際に得られる充放電カーブから算出したSOC(State of charge)とインピーダンス測定から得られる12直列セルの開回路電圧(OCV)の相関を評価した。…続きを読む

メンバー

学内メンバー
  • 下位 法弘(電気電子工学科 教授)
  • 佐藤  篤(情報通信工学科 教授)
  • 菅原 景一(都市マネジメント学科 講師)
外部関連メンバー
  • NPO法人 環境エネルギー技術研究所

関連研究テーマ等

科研費テーマ等

令和4年度

  • 科研費 基盤研究(C)
    「高出力中赤外パルスレーザの発熱低減技術の研究」(代表:佐藤篤)
  • JKA研究開発補助事業
    「車載用リチウムイオン蓄電池のユニバーサル利用技術の開発」(代表:下位法弘)
  • ソルト・サイエンス研究助成
    「海水電解用酸素発生陽極を用いた煎ごう釜の電気防食法の開発」(代表:加藤善大)

令和3年度

  • 科研費 基盤研究(C)
    「高出力中赤外パルスレーザの発熱低減技術の研究」(代表:佐藤篤)
  • JKA研究開発補助事業
    「車載用リチウムイオン蓄電池のユニバーサル利用技術の開発」(代表:下位法弘)
  • (株)亀山鉄工所共同研究
    「導電助剤として多層グラフェンを用いた電極の開発」(代表:下位法弘)
  • ソルト・サイエンス研究助成
    「酸素発生陽極および新規な送液方法を用いたイオン交換膜法における電位測定」(代表:加藤善大)
学内公募研究等

令和4年度

  • 「車載用リチウムイオン廃蓄電池を利用したスマートグリッドシステムの実証実験」(下位法弘)

令和3年度

  • 「煎ごう釜の腐食抑制のための電気防食に用いる海水電解用酸素発生陽極の開発」(代表:加藤善大)

関連リンク