知能ロボティクス研究所
防災・減災技術研究拠点/医工学・健康福祉研究拠点/地域・地場産業振興研究拠点
生活や地域に貢献するロボット技術の開発
所長 藤田豊己(工学部 電気電子工学科 教授)
ロボットには,医療,福祉,生産,災害対応などにおいて人々の生活をサポートすることが期待されています。そのためには,自ら認識,判断し行動する「知能ロボット」が必要であり,電子,機械,情報技術に加え,人間や生物の機能・特性を考慮したインタフェース,デザイン技術も重要となります。本研究所は,これらの知能ロボット技術の研究・開発を推進し,地域産業や人々の暮らしに貢献することを目指します。
- キーワード
- 自律作業ロボット、ウェアラブルロボット、福祉ロボット、ロボット学習・制御、ロボットマニピュレーション、ロボットアクチュエータ・センサ、ロボットデザイン、ロボットインタフェース、ロボットコミュニケーション、人間機能理解、認知・知覚特性、環境認識・センシング、BIM(Building Information Modeling)、複数ロボット協調、ネットワークロボット
研究内容
知能ロボットに関わる要素技術研究・開発に取り組み,人間や生物の機能・特性も考慮した新たなロボット技術研究を展開していきます。具体的に主に以下の研究を推進し,新たな技術の創出を目指します。
- 自律作業ロボット関連研究
- ウェアラブルロボット関連研究
- 視覚障がい者用自律移動ロボット関連研究
- 歩行支援ロボット関連研究と実地評価
- 機能的ロボットデザイン研究
- 環境センシング・モデリングによるロボットの自律行動
- 知的行動のための認識・学習・制御機能
- 複数ロボットによる協調探索システム
- バイオリン演奏ロボットの制御
- マニピュレーション用アクチュエータ・センサの開発と応用
- ロボット技術との融合に向けた人間の機能理解
- 環境・他者行為理解のための知覚認識機能研究
- 認知・知覚特性に基づくインタフェースシステム
- ネットワークロボットのアンコンシャスセンシング技術に関する研究
- ロボットコミュニケーションにおける学習プロセスモデルの研究
- BIM 情報を活用した空間認識技術の開発
- ロボットを活用した環境計測システムの開発











メンバー
学内メンバー
- 伊藤 仁(電気電子工学科 教授)
- 梅田 弘樹(産業デザイン学科 教授)
- 堀江 政広(産業デザイン学科 教授)
- 許 雷(建築学科 准教授)
- 田村 英樹(情報通信工学科 准教授)
- 中山 英久(電気電子工学科 准教授)
- 三浦 直樹(情報通信工学科 准教授)
- 水野 文雄(電気電子工学科 准教授)
- 室山 真徳(電気電子工学科 准教授)
外部関連メンバー
- 丸山 次人(東北工業大学 名誉教授)
関連研究テーマ等
科研費テーマ等
令和2年度
- 科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)
「6 脚クローラ型ロボットの学習と注視機能による自律作業」(代表:藤田 豊己) - 科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)
「上腕動作をトリガーとして発話の運動指令を制御する Motion-To-Speech」(代表:伊藤 仁) - 科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)
「脳活動・眼球運動計測に基づく協調作業で生じる「場の空気」の可視化に関する研究」(代表:三浦 直樹) - 科学研究費補助金 基盤研究(C)(一般)
「再構成可能な触覚センサシステムを用いた接触評価法の創成」(代表:室山 真徳) - JST COI 若手連携研究ファンドデジタル分野 連携研究「人体装着型皮膚感覚システムの開発および社会実装と国際貢献への挑戦」(代表:室山 真徳)
学内公募研究
令和2年度
- 多脚クローラ型ロボットによる自律作業動作制御の研究(藤田 豊己)