安全安心社会システム研究所

防災・減災技術研究拠点

安全安心を科学し、社会を支える

所長 菊池 輝(工学部 都市工学課程 教授)

日常を守り、非常時を支える力は、社会システムの設計から生まれます。本研究所では、防災、生活環境、地域コミュニティ、情報提供、教育・啓発を社会システムとして捉え、災害や事故、人口減少、地域の分断など現代社会の課題を見据えた研究を進めます。人の行動と心理、都市・地域基盤、データ・情報技術を横断的に結び、平時から非常時まで、誰もが安心して判断し行動できる社会の構築に資する実践的知見を科学的に創出します。

  • 2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
キーワード
交通行動分析、交通心理学、交通安全、安全教育、危険認知、行動変容、リスク認知、避難行動、地域防災、防災教育、災害リスクコミュニケーション、水災害(洪水・津波)、公共交通、地域交通、モビリティ・マネジメント、合意形成、住環境評価、データ分析、シミュレーション、視線分析、近赤外線分光法(NIRS)、バーチャルリアリティ(VR)、点群データ、慣性センサ、ミラーリング法、ドライビングシミュレータ、マインクラフト
安全安心社会システム研究所
安全・安心なモビリティ社会の実現に向けた実験研究

研究内容

  • 災害や交通事故の危険を人がどのように感じ、判断するかに関する研究
  • 安全な運転や歩行を支えるための交通安全に関する研究
  • 眠気や注意力の低下が運転に与える影響に関する研究
  • 災害時の避難行動や情報の伝え方に関する研究
  • 子どもたちを対象とした防災・安全教育教材の開発研究
  • 学校や地域で行う防災・安全教育の効果に関する研究
  • 水害などに備えた、災害に強い地域づくりに関する研究
  • 公共交通や生活交通など、地域の暮らしを支える移動に関する研究
  • 歩きやすく、安心して過ごせる都市空間づくりに関する研究
  • 自治体、学校、地域団体等と連携した安全安心な地域づくりの実践研究
ドライビングシミュレータを用いた交通安全実験研究 ドライビングシミュレータを用いた交通安全実験研究
モビリティ・マネジメントの取り組み モビリティ・マネジメントの取り組み
交通安全教育教材の開発(天使と悪魔) 交通安全教育教材の開発(天使と悪魔)
視線計測可能な実写VRを用いた交通安全実験 視線計測可能な実写VRを用いた交通安全実験
防災教材開発(マイクラ):再現した浸水後の都市イメージ 防災教材開発(マイクラ):再現した浸水後の都市イメージ
防災教材開発(マイクラ):再現した都市内の道路冠水箇所 防災教材開発(マイクラ):再現した都市内の道路冠水箇所
防災教材開発(マイクラ):小学生による操作風景イメージ 防災教材開発(マイクラ):小学生による操作風景イメージ
防災教材開発(防災教材開発(防災避難すごろく) 防災教材開発(防災避難すごろく)

令和7年度の研究(または活動)内容

【交通安全】
継続して基礎研究として、ながらスマホが認知課題に及ぼす影響の実験研究を行った。周辺変化が注視点変化の認知に及ぼす影響を確認した。(菊池)…続きを読む

令和6年度の研究(または活動)内容

【交通安全】
基礎研究として、ながらスマホが認知課題に及ぼす影響の実験研究を行った。視覚探索の認知課題遂行時に、スマホでメッセージをやりとりする「ながら作業」を要請すると反応時間が有意に増加する一方で、動画視聴の「ながら作業」においては有意差がなかった。感覚モダリティによって反応が異なることが確認された。(菊池)…続きを読む

過去の研究(または活動)内容

令和5年度の研究(または活動)内容

【交通安全】
基礎研究として、リスクへの態度とその対応行動に関する認知心理学実験のひとつであるBrinkmanship実験(Wilde, 1988)を実施した。Wildeのオリジナルの実験を可能な限り忠実に再現する一方で、得点関数については複数の形を仮定し、実験を行った。結果、Wildeが提唱するリスクホメオスタシス理論について、得点関数を変更しても、理論の成立を一部確認することができた。…続きを読む

メンバー

学内メンバー
  • 小川 和久(総合教育センター 教授)
  • 近藤祐一郎(都市工学課程 教授)
  • 畠山 雄豪(生活デザイン学科 教授)
  • 辛島 彰洋(電気電子工学課程 教授)
  • 小野 桂介(都市工学課程 准教授)
  • 中井 周作(生活デザイン学科 講師)
外部関連メンバー
  • 青木 俊明(東北大学大学院 国際文化研究科 教授)
  • 長谷川裕修(香川大学 創造工学部 准教授)
  • 三戸部佑太(東北学院大学 工学部 准教授)
  • 奥山 祐輔(黒井産業(株)黒井交通教育センター 本部GM)
  • 前田 大樹(セントラルコンサルタント(株)東北支社 技術主任)

関連研究テーマ等

科研費テーマ等

令和7年度

  • 科学研究費(基盤C)
    「注意対象の切替がドライバの危険認知に及ぼす影響 直接経費:ながら運転抑止を目指した実験研究」(代表:菊池輝)
  • 一般社団法人河川情報センター助成
    「サンドボックスゲームを活用した課題解決型防災教育ツールの開発」(代表:小野桂介)
  • 東北大学災害科学国際研究所2025年度災害レジリエンス共創研究プロジェクト
    「移転した被災者のQOL回復構造と定住意識を構成する心理要因に関する研究」(分担:菊池輝)

令和6年度

  • 科研費基盤(C)
    「注意対象の切替がドライバの危険認知に及ぼす影響 直接経費 :ながら運転抑止と目指した実験研究」(代表:菊池輝)
過去の科研費テーマ等

令和5年度

  • 科学研究費補助金 基盤研究(C)
    「注意対象の切替がドライバの危険認知に及ぼす影響:ながら運転抑止を目指した実験研究」(代表:菊池)
  • 東北地域づくり協会 建設事業に関する技術開発支援事業
    「3D都市データを活用した小中学生向け防災教育コンテンツの開発」(代表:小野)
学内公募研究等

令和7年度

  • 「商店街空間における自転車走行空間整備に関する基礎的調査研究」(泊尚志)

令和6年度

  • 「加齢と心理・意思決定の関係に関する調査研究」(菊池輝)
  • 「3D都市データを活⽤した防災教育コンテンツの利⽤促進に関する研究」(小野桂介)
過去の科研費テーマ等

令和5年度

  • 「3D都市データを活用した防災教育コンテンツの利用促進に関する研究」(小野)