AiR研究所(Artificial intelligence Resolution research laboratory)

Society 5.0研究拠点

企業様のニーズに合わせたAIを開発します

所長 鈴木郁郎(工学部 電気電子工学課程 教授)

AI技術は、我々の生活のあらゆる場面に浸透し、生活を支援する技術であると期待されています。企業様におけるAIニーズは企業様毎に存在しますが、AIを導入すべき項目や導入の仕方、その効果が不明である為、導入に至っていない現状があります。我々の研究所は、AIシーズ技術を基に、企業様と個別に情報交換し、企業様のニーズを解決するAIを創造する研究所です。あらゆる分野の企業様と共にイノベーションを創出し、AI技術を習得した人材の創出も目指します。

  • 2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です
  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任
キーワード
人工知能、AI、機械学習、ニーズ対応、企業様向けAI開発、産学連携、共同研究
AiR研究所:企業ニーズのAI開発
ヒトiPS細胞とエレクトロニクス・AI技術の融合により創薬に貢献する

研究内容

  • 「AI基盤技術開発・情報共有チーム」と「ニーズ探索チーム」を設置し、AI基盤技術開発とニーズの探索を並行して行う。
  • 本学AIシーズ技術を基に、企業様と個別に打ち合わせを行い、企業向けAIを開発する。
  • 学部学生、大学院生が参加するAI技術習得環境を整備する。
  • AI技術およびニーズ探索を通して、各研究室テーマの推進につなげる。
  • セミナーや情報交換会を開催し、最新のAI基盤技術やニーズ探索について議論する。
  • 東北地区における産学官連携システムを構築する。
  • AIリテラシーを念頭に置いて開発を進める。

令和6年度の研究(または活動)内容

・ウシオ電機(株)から医薬品評価のAI開発の共同研究を実施した。
・研究所参加教員の各テーマについて研究を実施した。…続きを読む

令和5年度の研究(または活動)内容

・ウシオ電機(株)から医薬品評価のAI開発の共同研究を実施した。
・研究所参加教員の各テーマについて研究を実施した。
・IoT×AIスキル学習プログラムを開催した。…続きを読む

過去の研究(または活動)内容

令和4年度の研究(または活動)内容

・令和3年度に引地精工(株)と実施してきた「立体ワークの色ムラ欠陥検査可能なAI搭載型外観検査システムの開発」を継続し、引地精工にAIを納品し、実用化に至った。
・シャープディスプレイテクノロジーズ社(株)とにおいに関するAI開発の共同研究を実施した。
・ウシオ電機(株)から医薬品評価のAI開発の共同研究を実施した。
…続きを読む

令和3年度の研究(または活動)内容

・令和2年度に採択された宮城県新規参入・新産業創出支援事業費補助金「立体ワークの色ムラ欠陥検査可能なAI搭載型外観検査システムの開発」を引地精工(株)と共に開発し、令和3年以降も実用化の為の研究を継続した。その結果、引地精工にAIを納品し、実用化に至った。…続きを読む

令和2年度の研究(または活動)内容

・宮城県新規参入・新産業創出支援事業費補助金に「立体ワークの色ムラ欠陥検査可能なAI搭載型外観検査システムの開発」を引地精工(株)と共に申請し、採択され、開発を実施した。
・企業ニーズに対するAI開発を実施した。
・イノベーションジャパン2020出展した。…続きを読む

令和元年度の研究(または活動)内容

・AiR研究所の目的
AIシーズ技術を基に、企業様のニーズを解決するAIを創造する、並びに、AI技術を習得した人材創出を行う。
・AiR研究所の構成
①AI基盤技術開発チーム
②ニーズ探索チーム…続きを読む

メンバー

学内メンバー
  • 伊藤 美由紀(生活デザイン学科 准教授)
  • 井上 雅史(情報通信工学課程 准教授)
  • 辛島 彰洋(電気電子工学課程 教授)
  • 工藤 栄亮(情報通信工学課程 教授)
  • 黒澤 佳利(教務学生課)
  • 佐藤  明(コーディネーター)
  • 佐藤 飛鳥(経営デザイン学科 准教授)
  • 佐藤 健一(技術支援センター)
  • 鈴木 健一(情報通信工学課程 教授)
  • 曹   淼(建築学科 准教授)
  • 泊  尚志(都市工学課程 准教授)
  • 長崎 智宏(産業デザイン学科 准教授)
  • 畠山 雄豪(生活デザイン学科 教授)
  • 藤田 豊己(電気電子工学課程 教授)
  • 堀江 政広(産業デザイン学科 教授)
  • 中山 英久(電気電子工学課程 教授)
  • 水野 文雄(電気電子工学課程 教授)
  • 丸尾 容子(環境応用化学課程 教授)
  • 木戸  博(情報通信工学課程 教授)
  • 多田 美香(環境応用化学課程 准教授)
  • 守  和彦(研究支援センター 事務長)
  • 丸山 次人(東北工業大学 名誉教授)
外部関連メンバー
  • 伊藤 克利
    (宮城県産業技術総合センター 企画事業推進部総括研究員)
  • 佐藤  仁(株式会社青葉環境保全 代表取締役)
  • 金野 徳子(株式会社青葉環境保全)
  • 菅原  玲(石巻専修大学 講師)

関連研究テーマ等

科研費テーマ等

令和6年度

  • AMED委託研究
    「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業,神経・心臓における機能を指標とした医薬品の安全性評価MPSの開発」(代表:鈴木郁郎)
  • 科研費研究(基盤B)
    「超高時空間分解能電気イメージングによる脳オルガノイド機能と組織構造の同時評価」(代表:鈴木郁郎)
  • 科研費研究(萌芽)
    「超精密電気計測技術とAIを用いた脳の学習・記憶機能を調整する刺激パターンの探索」(代表:鈴木郁郎)
  • 科研費研究(基盤C)
    「DNM1L変異を有する神経細胞におけるミトコンドリア機能および細胞活動電位の評価」(分担:鈴木郁郎)
  • 厚労科研費研究
    「バイタルサインの統合的評価による急性毒性試験の判定基準策定と代替法に資する研究-診断学とAIによる致死性予測と人道的エンドポイントの設定-」(分担:鈴木郁郎)
  • 厚労科研費研究
    「AI支援型MPSを用いたヒトiPS由来神経細胞による神経毒性試験法の開発」(分担:鈴木郁郎)
  • JKA研究開発補助事業
    「ヒト由来神経ネットワークのマルチ機能検出インターフェース技術の開発補助事業」(鈴木郁郎)
学内公募研究

令和5年度

  • 「映像解析技術の精度向上に関する研究」(曹 淼)
過去の学内公募研究

令和4年度

  • 「雪面滑走における定量化」(鈴木 郁郎)
  • 「腕時計型ウェアラブルデバイスを用いた呼吸測定技術の確立」(辛島 彰洋)

令和3年度

  • 「深層学習を用いたアクティブ制御の自己最適化方法」(曹 淼)
  • 「雪に関するAI開発」(鈴木 郁郎)

令和2年度

  • 「人工知能技術による補完機能を有するヒト感覚拡張システムに関する研究」(水野 文雄)
  • 「深層学習を用いたアクティブ制御の自己最適化方法」(曹 淼)
  • 「ウェアラブル呼吸センサを用いた応用研究」(辛島 彰洋)
  • 「企業ニーズに基づいたAI開発」(鈴木 郁郎)

令和元年度

  • 「AI技術を用いた産学連携」
  • 「人工知能による補助機能を有するヒト視覚拡張システムに関する研究」
  • 「人工知能を用いた振動制御に関する研究」
  • 「観光客の流動把握システムの開発」
  • 「映画データからのマルチモーダル対話分析コーパスの構築」