レポート

本学の学生が設計提案したリノベーション物件が竣工しました

本学では、昨年度から建築学科と株式会社深松組の連携事業「学生が考える住まい方の提案 ~リノベーションプロジェクト~」を実践教育として実施しております。
本企画は、深松組が仙台市宮城野区小田原及び同青葉区台原に所有するマンションの各1部屋をリノベーション課題として御提供いただき、実在する物件を対象としたリノベーションの提案をコンペ形式で行いました。周辺の地域性を探り提案された15案(小田原9案、台原5案)のうち、各部屋の最優秀提案について、提案した学生らが参加して改装に向けて実施設計から施工まで進めてきました。
この度、両物件ともに竣工して、5月26日に小田原の物件、6月21日に台原の物件のお披露目を行いました。お披露目に参加した新聞各社からは、学生に対し設計のコンセプト、苦労した点などの質問がありました。深松組からは、「両物件ともにコストが現実的でありながら、新しい発想があった」と評価いただきました。
本企画では、提案前の周辺調査に始まり、設計から改装までの打ち合わせや各工程の見学を通して多くを学ぶことができました。小田原及び台原の両物件は、7月初旬からの賃貸の準備が進められています。

 

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提案発表会
建築学科WEBページ ※担当した学生のコメントが投稿されております。
台原物件
小田原物件

5月26日@小田原の物件5月26日@小田原の物件
6月21日@台原の物件6月21日@台原の物件