2024年8月24日(土)、今年度新たにまちなか講座として開講する運びとなりました「まちなか文学館講座」が開講されました。

仙台文学館 学芸室長の渡部直子氏をお迎えし、「仙台文学館の所蔵資料から」と題し、仙台にゆかりのある詩人 島崎藤村と宮城県出身で東北初の直木賞作家 大池唯雄についてお話しいただきました。

島崎藤村と仙台の町の関わり、詠まれた詩の背景、そして大地唯雄と大佛次郎の手紙のやり取りから見える背景などを丁寧に解説いただき、「文学はよくわからない」「興味がない」方にも身近に感じ楽しんでいただけるご講義でした。

渡部氏の軽快な語り口とテンポよい場面展開、仙台に関係する文学者が存在した場所やその時に起こった出来事が映像化されるような時間でした。

次年度からも是非沢山の皆様にご参加いただきたいです。