本学では、太白区まちづくり推進協議会の助成のもと、一般社団法人ながまちマチキチと連携し、長町地区の地域の魅力創出の取組みを行っております。本学では建築学部建築学科・不破研究室が中心となり、2022年からスタートしました。2年目の今季は、宿場町であった長町地区の歴史的・文化的資源の包括的な有効活用が不十分といった課題があることから、地区の歴史的・文化的資源の掘り起し調査や町並み調査ワークショップを行いました。

歴史的・文化的資源の掘り起し調査では、魅力抽出とその魅力に対する評価を行い、地域資源抽出マップとして1つの地図にまとめ、情報周知を行いました。町並み調査ワークショップでは、「まち歩きパスポート」制作に向けた現状確認調査を行い、研究室の学生が町並みの記録をとり、過去の様子や現在の状況について整理を進めました。

来年度も事業自体は継続し、「まち歩きパスポートの制作」「まち歩きワークショップの開催」などを行う予定です。