2023年10月28日(土)に、第14回まちなか博物館講座「仙台城下の町屋と町並み-過去・現在・未来-」を開催いたしました。
※今回の講座は、「対面形式」と「オンライン形式」の2形式で開催いたしました。

仙台市博物館学芸普及室長 水野沙織さんより、仙台城下絵図で見る「町屋敷」について、様々な時代の藩政用絵図を用いてご説明いただきました。芭蕉の辻や大崎八幡宮など、慣れ親しんだ土地が町屋敷を通して、どのような街並みに変化していったのかを知ることができました。
続いて、東北工業大学建築学科准教授 中村琢巳先生より、町屋建築についてご説明いただきました。仙台町屋の建築的な特色、居間の空間特性など現存する建物の写真や作図から、城下町が発達させた町屋の魅力についてのお話を伺いました。
最後に、お二人のそれぞれのお話しについて意見交換や補足説明などのトークもあり、とても貴重な機会となりました。

オンラインで参加されていた方からもご質問をいただき、会場にお越しいただき参加された方も講師のお話に深く頷かれ、興味深く熱心に受講されていました。
仙台城下の町屋を通して、仙台の歴史により興味をもっていただける講座となりました。