2023年6月3日(土) 2023年度第1回まちなか美術講座「ぐりとぐらの画家・山脇百合子の研究課題」を開催しました。

宮城県美術館研究員の菅野 仁美 様を講師にお迎えし、昨年亡くなられた絵本画家の山脇百合子さんの作品についてお話しいただきました。

宮城県美術館で現在開催中の「令和5年コレクション展示 リニューアル直前!宮城県美術館の名品勢揃い!」で展示会場最初のコーナーでは《ありがとう山脇百合子さん》と題し、山脇さんの描いた絵本原画が展示されています。

講座では初めに日本の絵本画家・挿絵画家誕生の歴史をお話いただき、展示作品の解説を中心に山脇さんの絵の特徴やプライベートな生活、子供から大人まで愛された挿絵の魅力について知ることができました。

今月18日(日)をもってリニューアルに伴う長期休館に入る宮城県美術館ですが、1万点に及ぶ収蔵作品について、まちなか美術講座では今年度あと3回お話しいただく機会を予定しております。