レポート
産業デザイン学科 大矢研究室がAQUAブランドに関するコーポレートブランディング共同研究の成果発表を行いました
産業デザイン学科 大矢研究室(指導:大矢隆一 教授)では、2022年4月よりAQUAブランドで冷蔵庫・洗濯機、業務用洗濯機などの企画販売を国内で展開するアクア株式会社、およびその開発子会社のハイアールアジアR&D株式会社とコーポレートブランディングに関わる共同研究を進めて参りました。
2月8日(水)AER5Fホールで開催中の産業デザイン学科 卒業制作展会場で大矢研究室の4年生3名(小山晃聖/澁谷光/羽田遥花))が最終発表を行いました。
前期は数回にわたり社内ワーキンググループの皆様(15~20名くらい)とオンラインワークショップを開催し、6月10日にはハイアールアジアR&D熊谷拠点も訪問しました。
学生の視点で捉えた提案にグループの皆様から率直な意見をいただきながらインナーブランディングを行い、前期最終成果物のブランドスローガン&ステートメントを提案しました。
後期はブランドコンセプトの社内浸透につながる施策として、AQUAブランドの「らしさ」の言語化や見える化施策の立案
・ブランドムービー ・ブランドブック ・ブランドサイト を制作し、
またAQUA次世代デザインとしてブランドスローガンの可視化を目的とした
・ビジョンデザイン も制作しました。
上記4つを最終成果物として今回ハイアールアジアR&Dイノベーションセンターからお越しいただいた早川様、草瀬様に対し発表いたしました。
お2人からは今回の取組後社内でブランディングの重要性について論議が交わされるようになり、今後社内で行われるインナーブランディングの”きっかけ”になりましたとのコメントがありました。
今回の産学連携共同研究は会場の皆様からも高評価をいただき、1年間の研究活動を終えることができました。

