レポート
「時松辰夫先生の追悼 シンポジウム 」をオンライン開催しました
2021年9月23日(木・祝)に〈東北工業大学 地域のくらし共創デザイン研究所オンラインシンポジウム〉- 時松辰夫先生の追悼 シンポジウム -『時松辰夫の想い(思想)を学び、今後にどう活かすか』を語る会を開催しました。
時松辰夫先生は、秋岡芳夫の思想を形にしたクラフトマンとして、全国各地の地域振興に尽力されました。林業を基盤とした木工技術を活かし、地域の資源を地域の力で、を体現し、地域づくりの新たな道しるべを示してくれました。
シンポジウムでは、時松辰夫先生の軌跡をたどり、学術機関や、工人、地域地場産業の関係者から、造詣の深かった6名のパネリストの皆様にお話を聞くことができました。
パネリストの皆様からは、時松先生の愛情と熱意のあふれる人間性、技術と地域の資源、美しい言葉を形にするという理念をもとに、その生き方をご紹介いただきました。
オンライン視聴には全国から沢山の方にご参加いただきました。皆様とても興味深くご覧いただき、中でも時松先生の「持続するには、しっかり利益が出すことが重要」という言葉は、地域再生、地場産業の振興、そしてものづくりに携わる皆様に深く刺さったようでした。
地域の未来のカタチを模索するために、改めて持続可能を問う、シンポジウムとなりました。
このシンポジウムのオンデマンド配信を予定しておりますので、参加を逃した方は是非楽しみにお待ちください。