レポート

第75回Tohtechサロンを開催いたしました

2019年12月16日(月)に太白区長町駅前プラザにて 第75回Tohtechサロン「文化遺産・自然遺産を生かしたまちづくり提案~十八夜観世音堂 観音菩薩像をいかしたまちづくり」を開催しました。

ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科 中島研究室が昨年度に引き続き行っているまちづくり活性化プロジェクトの研究活動発表として行われ、33名の沢山の皆様にお集まりいただきました。

はじめに中島敏教授による観音菩薩復元についてのこれまでの経緯や新しい手法を用いて現在も取り組んでいることへのご説明をいただき、そのあと同学科4年生小関みさきさんと狩野夏樹くんの研究発表が行われました。緊張しながらも自分たちが考えた長町まちづくりについての提案を集まった皆様に一生懸命アピールしていました。また2人は展示期間の2日間もずっと会場に常駐し、自分たちの提案についてのアンケートをとり、いろいろな経験を積んだ展示会になりました。そして最後に仙台市教育委員会文化財課 主任 酒井昌一郎氏から十八夜観世音菩薩像の歴史的価値についてお話をいただきました。十八夜観世音菩薩像についての様々な歴史的背景や長町との関りなど、再現されたことにより1200年の時が少しずつ紐解かれていくことがわかりました。

今回の発表で最新テクノロジーと精緻な職人技により文化財等の再現が可能になることが判明し、これからの研究への新たな一歩への期待が膨らみます。

今回のために御堂よりお越しいただいた十八夜観世音菩薩像復元像 今回のために御堂よりお越しいただいた十八夜観世音菩薩像復元像 
ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科 中島敏 教授ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科 中島敏 教授
ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科4年 小関みさと さんライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科4年 小関みさと さん
ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科4年 狩野夏樹 さんライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科4年 狩野夏樹 さん
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