レポート

復興大学 県民講座⑫⑬⑭を開講しました

学都仙台コンソーシアムの復興大学県民講座が7月27日(土)に開講しました。

一昨年から一般の方々にも広く受講できるようになりました本講座では、本年も多彩な講師陣を迎え6科目34講座開催しております。

第12講目「学校で子供をどう守るか」、第13講目「『想定外』を社会学的に考える」の2講義を尚絅学院大学 特任教授 田中 重好 先生にご登壇いただきました。

第12講目「学校で子供をどう守るか」では、学校としての避難行動において、事前の避難訓練や、組織としての対応力、学校と地域との連携の重要性について、第13講目「『想定外』を社会学的に考える」では、東日本大震災後『想定外』という言葉が飛び交ったが、防災対策は本来『想定外』の事態に対して備える対策であるにもかかわらず、なぜ防災対策に『想定外』という事態が起こるのか、そもそも『想定するとは、社会的過程』であり、【誰】が【何】を【どのように】想定していくのかが問題であるとのことでした。

第14講目は「地域防災のための地理情報活用」を宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生にお話しいただきました。講義では、受講生の方々が実際に地図ウェブサイトを用いて自分の住む地域のハザードマップの読み方を確認しました。簡単に情報を入手できるようになった現在だからこそ防災に関する情報を個人でも積極的に入手し、その情報を理解・判断・行動できるように日頃から備えることが重要であることを再認識しました。

講義後、各先生のもとに個別に質問される受講生の方々も増え、復興大学としての役割を担えつつあるのではないかと感じております。

次回の講座15・16は、8月24日(土)13時30分から、この復興大学開講に尽力されました東北工業大学 元学長 沢田 康次 名誉教授による2講座が東北工業大学一番町ロビーで行われます。

お申し込み、お問合せは http://www.fukkou-daigaku.gakuto-sendai.jp/

から、又は電話かメールで事務局まで。※今後の講座一覧はサイト内に掲載されております。

電話番号 022-305-3818 メール fukkoudaigaku@tohtech.ac.jp

第14講目 宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生第14講目 宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生
第14講目 宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生第14講目 宮城教育大学 防災教育研修機構 副機構長・准教授 小田 隆史 先生