レポート

復興大学 県民講座⑦⑧⑨を開講しました

学都仙台コンソーシアムの復興大学県民講座が7月6日(土)に開講しました。

一昨年から一般の方々にも広く受講できるようになりました本講座では、本年も多彩な講師陣を迎え6科目34講座開催しております。

第7講目は「産学・異業種連携体制による被災企業の商品開発の試み」というテーマで宮城学院女子大学 現代ビジネス学科 教授 石原 慎士 先生が東日本大震災をご自身が青森県八戸市で体験された時の様子から、被災企業の抱える門題とその復興を目指す活動について講義いただきました。

第8講目「活断層と内陸地震の科学」、第9講目「連鎖する大地震と地震ハザードの時間変化」の2講義を東北大学 災害科学国際研究所 教授 遠田 晋次 先生に続けて濃密な講義をいただきました。

具体例を用いて災害に晒される人口やその地域の脆弱性、ハザードが合わさった時に被害が生じるというお話から始まり、最後は、地震発生の確率は下がっても震源は消えたわけではなく、それぞれ地震は関連し合っているので長い目で見ていく必要があると締めくくられました。

受講者の方々からの質問も回を重ねるごとにより核心をついてものが多くなり、講義を熱心に受けていらっしゃることが伝わってきます。

次回の講座10・11は、7月13日(土)13時30分から、東北工業大学一番町ロビーで行われます。

お申し込み、お問合せは http://www.fukkou-daigaku.gakuto-sendai.jp/

から、又は電話かメールで事務局まで。※今後の講座一覧はサイト内に掲載されております。

電話番号 022-305-3818 メール fukkoudaigaku@tohtech.ac.jp

「産学・異業種連携体制による被災企業の商品開発の試み」石原 慎士 教授「産学・異業種連携体制による被災企業の商品開発の試み」石原 慎士 教授
回を重ねるごとに受講者の方々も引き込まれていく様子の受講風景回を重ねるごとに受講者の方々も引き込まれていく様子の受講風景
「活断層と内陸地震の科学」遠田 晋次 教授「活断層と内陸地震の科学」遠田 晋次 教授
「連鎖する大地震と地震ハザードの時間変化」遠田 晋次 教授「連鎖する大地震と地震ハザードの時間変化」遠田 晋次 教授