レポート

工大広報 第73回Totech サロン デジタルエンジニアリング技術を活用した歴史的資源の再現 〜十八夜観世音堂 観音菩薩像の制作〜 についての報告

工大広報 第73回Totech サロン

デジタルエンジニアリング技術を活用した歴史的資源の再現

〜十八夜観世音堂 観音菩薩像の制作〜 についての報告

この度、東北最古の木彫像で県有形文化材に指定されている太白区長町の十夜知や観世音堂の本尊を、最先端3Dデジタルエンジニアリング技術を活用し再現する試み、及び、歴史的資源を活かしたまちづくり活性化案の研究活動の紹介を行いました。

本尊再現においての技術報告や、歴史的な木造の価値の報告、最後に学生による本尊を活用したまちづくり案として親しみやすいキャラクター化する提案も行われ、まちづくり活性化へ向けた研究活動に報告をおこないました。本尊再現につかわれた技術は国内でも例が少なく、研究活動として各メディアにも大きく取り上げられました。また精密に再現された新しい本尊は、4月以降に、御堂に安置される計画です。地域による密着した研究にむすびつく活動に今後も期待をしてきたいと考えております。