講座情報
令和8年度「地域未来学」講座1 開催報告
日 時:7月4日(土)13:00~14:30
講 師:中村 琢巳先生(東北工業大学 建築学部 建築学科 教授)
タイトル:「中世から受け継がれる村~中尊寺の荘園・骨寺村(一関本寺)の民家とまちなみ」
今年度の初回講座は、本学地域連携センター長の中村 琢巳先生にご講義いただきました。
岩手県一関市本寺地区における重要文化的景観の「建築史」調査や、歴史的建造物の保全・研究を通じた持続可能な地域づくりについて解説いただきました。
東北の歴史的建造物や屋敷構えは西日本とは異なる独立した文化的価値があり、特に本寺地区(旧骨寺村)には、鎌倉時代の荘園絵図に描かれた景観が現在も息づく「900年のサスティナビリティ(持続可能性)」が備わっていることがわかりました。
農耕の循環的システムや、時代ごとの変化を許容しながら「農耕を継続することで景観を継承していく」という文化的景観ならではの保全の在り方、そして今後の課題について深く考える、貴重な学びの時間となりました。

