北欧デザイン研究所

医工学・健康福祉研究拠点

なぜ北欧が注目されるのか?

所長 石井敏(建築学部 建築学科 教授)

北欧は政治、社会福祉、デザイン、教育など各分野で世界をリードする。根底にあるのは、「暮らし」を支える理念と制度にある。すべての人が心地のよい暮らしを送ることができるように、また一人ひとりが社会で自立し、活躍できるように社会が「デザイン」されている。北欧での生活の経験を持つ研究員の活動をベースとして、北欧の暮らしやデザインにある本質を追究し、今後の日本社会のあり方を考えるための一助とすることを目指す。

  • 2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です
  • すべての人に健康と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
キーワード
北欧、フィンランド、デザイン、暮らし、生活、福祉、教育、自立、平等、ムーミン、サウナ、建築、プロダクト
北欧デザイン研究所

活動内容

  • 北欧デザインの魅力や価値を社会に発信。
  • 学内外の研究メンバー共同で取り組むことができる研究テーマの検討と、その実践。
  • 北欧に関わる講演会等の企画と実行。
  • 北欧に関わる講演会等の各種企画、視察などの相談や助言、協力。
  • 宮城県産業技術総合センター、仙台フィンランド健康福祉センター(公益財団法人仙台市産業振興事業団)、フィンランド大使館(フィンランドセンター)などと連携しながら、共同でシンポジウムや講演会を企画・実施。
サウナシンポ(2022/11) サウナシンポ(2022/11)
研究所活動に関わる書籍 研究所活動に関わる書籍
フィンランドの建築家を招いての講演会開催(2019/5)の様子/5/19) フィンランドの建築家を招いての講演会開催(2019/5)の様子/5/19)

令和4年度の研究(または活動)内容

調査研究の受託と実施
財団法人アーバンハウジング財団 受託研究150万円
調査名「フィンランドにおけるHome for All(すべての人に住宅を)の思想と実践〜多様なニーズに応える住宅整備とその実際〜」…続きを読む

令和3年度の研究(または活動)内容

新規のメンバー2名を加えて活動した。オンラインによる講演会を企画・実施した。全国、国外から多数の参加者を集めることができた。フィンランド大使館の後援、他団体等との連携企画など、本学北欧デザイン研究所の存在を広く社会に伝えることができた。研究相談ほか各種相談にも声がかかるようになった。…続きを読む

令和2年度の研究(または活動)内容

今年度は2つの大きなシンポジウム(オンライン)を主催し、1つのシンポジウムに協力した。コロナ禍の状況を踏まえ、いずれもオンラインで実施した。
1.オンラインシンポ「社会のデザイン〜北欧諸国における新型コロナウイルスとの向き合い方」 2020年8月29日開催(zoomミーティング)…続きを読む

令和元年度の研究(または活動)内容

今年度は4回の講演会等企画を行い3回実施した。2020年3月に予定していた1回は新型コロナウイルス対応のため中止とした。いずれも他大学・組織との連携・共催企画として実施した。
Vol.01 JKMM建築設計事務所メンバーによる講演会
(共催:宮城学院女子大学) 2019年5月19日@東北工業大学一番町ロビー
フィンランドで活躍目覚ましい建築設計事務所JKMMメンバーである女性建築家3名による建築講演会を東北工業大学一番町ロビーで開催した。…続きを読む

メンバー

学内メンバー
  • 梅田 弘樹(産業デザイン学科 教授)
  • 佐藤 飛鳥(経営コミュニケーション学科 准教授)
  • 鍵屋 浩司(建築学科 教授)
  • 下總 良則(産業デザイン学科 准教授)
外部関連メンバー
  • 厳   爽(宮城学院女子大学 教授)
  • 森  太郎(北海道大学 准教授)
  • 垣野 義典(東京理科大学 准教授)
  • 鷹野  敦(鹿児島大学 准教授)
  • 坂口 大史(日本福祉大学 助教)
  • 塚田 由佳里(同志社女子大学 准教授)

関連リンク